モジュールのインポート(1)
ドットソースとモジュール
従来、PowerShell V1でスクリプトファイルのインクルードを行う場合、
「ドットソース」を利用する必要がありました。
ドットソースは、指定したスクリプトファイルの内容をPowerShellのコンソールにペースト実行するのと同じ挙動を示します。
しかし、この仕様ではモジュールベースの開発に不都合が生じます。
たとえば、スクリプトをドットソースで読み込んだ場合、名前が重複する関数があると他方が上書きされてしまいます。
パッケージという概念がなかったために、読み込んだスクリプトを区別する方法がありませんでした。
今回、PowerShell V2 CTP2ではモジュールとパッケージという概念が導入されました。
モジュールに関連するコマンドレットは以下です。
- Add-Module
- Get-Module
- Remove-Module
- Export-ModuleMember
上記URLからダウンロードできるリリースノートにこれらのコマンドレットのサンプルが載っていますが、
情報が少ないので気付いた点を記述しておきます。