Microsoft Management Summit 2007(2)
PowerShellのセッション資料が公開されました
PowerShell Teamのブログにて、Microsoft Management Summit 2007で開催されたPowerShellのセッション資料が公開されました。デモ用サンプルファイルも同梱されています。
公開されているのは以下の3つです。
デモ用サンプルについて
今回、セッション資料に同梱されているデモ用サンプルは「見せ方」が洗練されていると感じました。
ぜひ、実際に実行してみることをお勧めします。
WebCastを見る限り、通常のPowerShellのデモでは、デモの時間になると、スピーカーが「サンプルファイル名」または「コマンド」を、その場でコンソールにタイピングして実行します。このやり方では、サンプルを実行する度に、スピーカーのタイピングが必要であるため、セッションのスピード感がやや損なわれてしまいます。さらに、タイプミスによりエラーが発生して入力し直し・・・なんてことも多々あります。
#エラーが表示されて会場が和む場合もありますが・・・。(^^;
今回のデモでは、パワーポイントのスライドショーのような要素が加えられています。エンターキーを押す度に、実行するサンプルファイル名(及び引数など)がコンソールに自動入力されるのです。しかも、演出として、あたかも人間がタイプしたかのように、左から1文字ずつ時間差でコンソールに表示されるよう工夫されています。
このデモの仕組み自体が、PowerShellで記述されたフレームワーク(…というと大袈裟ですが)になっています。そのため、「コンソールに表示するメッセージ」や「実行するコマンド名」を別ファイルに定義するだけで、別のシーンで利用可能になります。便利ですね。(^^)
今後のPowerShellセッションでは必須になりそうです。
デモの実行の仕方
- ダウンロードしたファイルを解凍
- PowerShellを起動し、解凍したフォルダに移動
- 以下を実行
(例)
. .\Start-Demo.ps1 Start-Demo Demo-AdHoc.txt
「Demo-AdHoc.txt」の部分は添付されいるデモシナリオです。必要に応じてファイル名を変更してください。