Monad Beta3 Release

Monad Beta3がリリースされました。

Beta3のインストール

Beta3をインストールするには古いバージョンのMonadをアンインストールする必要があります。
今回は、Beta2をアンインストールし、Beta3はインストールしました。


インストール時、デフォルトインストールパスは以下になっていました。

C:\Program Files\Microsoft Command Shell\v1.0


Beta2までは

C:\Program Files\Microsoft Command Shell\

でしたから、フォルダ構成を変更したようですね。

実行ポリシー

.NET2.0(RTM)用の「Monad Beta2」以降は、Monadにはレジストリに書かれた実行ポリシーの元でスクリプトが実行されます。インストールフォルダと同様、実行ポリシーが書かれたレジストリの場所も変更になっていました。

Beta2の場合のレジストリの場所

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSH
\Microsoft.Management.Automation.msh\ExecutionPolicy

Beta3の場合のレジストリの場所

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSH\1\ShellIds\Microsoft.Management.Automation.msh\ExecutionPolicy

実行ポリシーについては、http://oka326.blogspot.com/2005/11/msh-signing.htmlが詳しくまとまっているので参照下さい。

実行ポリシーの変更

Monad Beta3をインストールすると、Beta2インストール時と同様、実行ポリシーはデフォルトで「Restricted」になっています。
「Restricted」では制限が厳しすぎるいので「RemoteSigned」に変更します。


以下をMonadで実行。

set-property `
HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\MSH\1\ShellIds\Microsoft.Management.Automation.msh `
-property ExecutionPolicy -value RemoteSigned


これで利用準備が整いました。