Windows PowerShell 2.0 CTP(1):インストール
Windows PowerShell 2.0 CTPリリース
すでに各所で話題になっていますが、PowerShell 2.0 CTPがリリースされました。
Ver.1.0からの変更点は、MSエバンジェリスト田辺さんのブログにまとまっています。
http://blogs.technet.com/stanabe/archive/2007/11/06/windows-powershell-2-0-ctp-released.aspx
インストール
Ver.1.0とVer.2.0 CTPは共存できないため、Ver.1.0をアンインストールした後、Ver.2.0 CTPをインストールする必要があります。
Windows Vista環境に早速インストールしてみましたが、インストール時、リモーティング機能が利用できないかも、という旨のメッセージが表示されました。
これは、リモーティング機能の動作には、WinRM(Windows Remote Management)が必要のようですね。
CTPだからか、インストールディレクトリはVer.1.0と同じようですね。
%WinDir%\System32\WindowsPowerShell\v1.0
Graphical PowerShell
PowerShell Ver.2.0 CTPには、Ver.1.0からお馴染みの「CUIコンソール」だけでなく、GUI版の「Graphical PowerShell」が用意されています。
プログラムメニューから「Windows PowerShell V2 (CTP)(Graphical)」を実行すると、以下のような画面が表示されます。
Graphical PowerShellからは、PowerShellスクリプトの編集、実行が可能です。
実行結果は、画面中央に表示されます。
シンタックスのカラーリング
一見、PowerShellシンタックスがカラーリングされるように見えますが、特定の単語を認識してカラーリングしているのではなく、トークン毎に色を変えているようです。
インテリセンス機能は・・・
また、インテリセンス機能があるわけではないので、使い勝手はあまりよくないですね。
一部のコマンドは動作しない?
moreなどコンソール操作が必要なコマンドは実行できないみたいですね。